安倍首相「自衛隊の憲法論争、終止符打とう」 自民会合で訴え 





自民党中央政治大学院・オープン講座「まなびと夜間塾」開講記念講演で挨拶する安倍晋三首相=16日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 安倍晋三首相は16日、自民党本部で開かれた党中央政治大学院の会合で、「現行憲法を制定してから70年余りが経過し、時代にそぐわない部分は改正を行っていくべきだ」と述べた。自衛隊の活動をたたえた上で「憲法にしっかりと私たちの自衛隊を明記し、憲法論争に終止符を打とう」とも訴えた。

 首相は昨年の臨時国会の衆院憲法審査会で2年ぶりに自由討議が行われたことに触れ「野党の中からも憲法の中身について議論すべきだとの意見も出てきた。この大きな変化は民意の勝利だ」と指摘。「憲法審の場で、令和の時代にふさわしい憲法改正原案を策定してほしい」と期待感を示した。

 人材育成などを担う党中央政治大学院は16日から憲法をテーマとした講座を開催。有識者らを講師に招き、来年2月までに24回開く。



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