「センス面で課題あり」 三浦瑠麗氏が群馬県に助言 

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次期総合計画のヒアリングに出席した三浦瑠麗氏=17日、県庁(柳原一哉撮影)
次期総合計画のヒアリングに出席した三浦瑠麗氏=17日、県庁(柳原一哉撮影)

 群馬県政の基本方針となる次期総合計画の有識者ヒアリングが17日、前橋市の群馬県庁で開かれ、国際政治学者の三浦瑠麗氏がゲストとして出席した。

 ヒアリングは非公開で行われ、有識者に加え山本一太知事ら幹部、職員らも参加して活発に議論。三浦氏は20年後の国際情勢から女性活躍にいたる幅広いテーマで県への助言を行った。

 山本知事はヒアリング終了後、記者団に対し「県は今後、中国との関係を重視するが、三浦氏からは中国脅威論ではなくウィンウィン(相互利益)の関係を模索すべきだとの説明を受けた」と述べた。

 また、県のイメージについて「長野県などに比べてセンスの面で課題があり、女性が来県したいと思うような洗練された雰囲気を作ってはどうかとの助言があった」と明らかにした。

 県は今年10月、今後20年先を見据えた総合計画を取りまとめる予定。

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