リビア停戦目指し会議 米欧、露など首脳・高官一堂に

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リビア停戦に関するサミットが開かれるポツダム広場を警戒する警察官ら(中央)。トルコの国旗を持った人たちが参集している=19日、ベルリン(ロイター)

リビア停戦に関するサミットが開かれるポツダム広場を警戒する警察官ら(中央)。トルコの国旗を持った人たちが参集している=19日、ベルリン(ロイター)

 【パリ=三井美奈】内戦が続くリビアで停戦実現を目指す国際会議が19日、ベルリンで開かれる。ロシアのプーチン大統領、米国のポンペオ国務長官のほか、独仏首脳らが出席。年初に米イランの対立が激化して以降、米欧とロシアの首脳・閣僚が一堂に会する初の機会になる。

 会議には、リビア暫定政権のシラージュ首相と、対立する軍事組織「リビア国民軍」(LNA)のハフタル司令官が出席する。

 停戦をめぐっては13日、暫定政権を支援するトルコと、LNAを支えるロシアの仲介する協議がモスクワで行われたが、LNAが停戦合意の署名を見送った。

 今回の会議はメルケル独首相が、プーチン氏に呼びかけて開催が決まった。マース独外相は16日にリビアでハフタル氏と会談し、「ハフタル氏が停戦合意に従う意思を示した」と述べた。だが、LNAは17日、リビア東部で原油出荷を封鎖し、会議開催を前に暫定政府に圧力を加えた。

 メルケル氏は停戦合意を実現し、和平プロセスに道筋をつけるのが会議の狙いだとしている。欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は17日に独誌シュピーゲル(電子版)で、武器密輸を監視するため、EUが部隊を派遣すべきだとの考えを示した。

 リビアでは2011年、40年以上の独裁を続けたカダフィ政権が崩壊。その後、暫定政権が発足したが、LNAは昨年4月、首都トリポリに向けて進軍し、双方の衝突に発展した。

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