お茶大付中元教諭書類送検 生徒蹴り骨折させた疑い


 お茶の水女子大付属中(東京都文京区)で昨年9月、2年の男子生徒2人を蹴って、あばら骨を折るなどのけがをさせたとして、警視庁大塚署は20日までに、傷害の疑いで30代の男性元教諭(昨年12月に辞職)を書類送検した。17日付。

 同署によると、生徒らは放課後に文化祭の準備をしていた。元教諭は別の生徒を指導していて、近くで見ていた2人の言動に腹を立て蹴りつけたという。容疑を認め「かっとなって、やってしまった」と供述している。

 書類送検容疑は昨年9月12日午後、校内で男子生徒2人を蹴り、骨折などのけがをさせたとしている。

 学校が署に相談。元教諭は昨年11月、停職1月の懲戒処分となり、同12月に辞職した。お茶の水女子大は「誠に遺憾。生徒指導に関する研修を実施するなど再発防止に努める」とコメントした。



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