「人から人の可能性大」 中国新型肺炎で北京大教授

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 中国で感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎について、北京大医学部の王月丹教授(免疫学)は、発症者が大幅に増えたことを受け「人から人に感染している可能性が非常に大きい」と指摘した。中国紙、新京報(電子版)が20日伝えた。

 肺炎が発生した湖北省武漢市当局はこれまで「限定的に人から人に感染する可能性は排除できない」としていたが、王氏は「136人の発症者が新たに確認された以上、限定的な感染では説明が難しい」と強調した。

 王氏は、感染が爆発的に広がる恐れがあると分析。感染の範囲やウイルスを運んでいる動物などを特定することが急務だと訴えた。(共同)

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