JR常磐線佐貫駅(龍ケ崎市)の「龍ケ崎市駅」への改称が3月14日と決まり、市は、駅名変更を告知するカウントボードを佐貫駅に設置した。
市は「龍ケ崎市」の知名度を高めて地域の活性化を図ることを目的に、佐貫駅の改称を求めJR側と交渉を重ねてきた。駅名変更に伴うシステム改修費用は市が負担する。佐貫駅で接続している関東鉄道竜ケ崎線の佐貫駅は改称しないが、システム変更や案内板整備の費用として、市から関鉄に対し負担金を支払う。市は改称にかかる支出は約4億円と見込んでいる。
カウントボードは高さ約180センチと大型で、立ち止まって駅名変更の日を確認する利用者の姿も目立つ。龍ケ崎市出身で東京都杉並区に住む男性は「佐貫駅といってもどこにあるのか知らない人が多い。龍ケ崎市駅なら自信を持って説明できる」と改称を心待ちにしていた。