【09月08日 KOREA WAVE】薬物常習使用の罪で有罪判決を受け、今年2月に釈放された韓国の俳優ユ・アインの近況が公開され注目を集めた。
韓国出身の女性DJ「Peggy Gou(ペギーグー)」は9月3日、自身のインスタグラム・ストーリーに「Fav director! ポン監督、ラブ」との文と共にポン・ジュノ監督とのショットを投稿。写真にはポン監督の隣に帽子姿の男性が笑みを浮かべる様子も写っており、一部ネットユーザーがその人物をユ・アインではないかと指摘した。投稿はすぐに削除されたが、すでにオンライン上に拡散し「映画界復帰の兆しか」との憶測を呼んでいる。
ユ・アインの姿が外部に伝わるのは釈放から7カ月ぶり。大法院(最高裁)は2025年7月、麻薬類管理法違反などの罪に問われたユ・アインに対し、懲役1年・執行猶予2年・罰金200万ウォンを言い渡した原審判決を確定させた。
ユ・アインは2020〜2022年にかけてプロポフォールを計181回投与し、2021〜2022年には他人名義で計44回睡眠薬を不正処方された。また2023年1月、米ロサンゼルス滞在中に大麻を吸引し、その様子をユーチューバーに撮影された際、共犯に仕立てようと吸引を強要した疑いもあった。
2023年9月の1審で実刑・拘束され、約5カ月収監後、今年2月の控訴審で執行猶予判決となり釈放。7月の大法院判決で法的争いは終結した。
裁判の渦中にもユ・アインの主演映画「スンブ」(2025年3月公開)と「ハイファイブ」(同年5月公開)が公開され、それぞれ観客214万人、185万人を動員するなど興行的成果を収めた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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