覚醒剤、最多1647キロ 海保の昨年押収量

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 海上保安庁は22日、昨年1年間に密輸事件で押収した覚醒剤が約1647キロ、末端価格約988億円相当に上り、過去最多になったと発表した。6月に静岡県南伊豆町で約1000キロ、12月に熊本県天草市で約590キロをそれぞれ押収した大規模事件を摘発した。また、コカインも約577キロ、末端価格約115億円相当で過去最多だった。

 覚醒剤をめぐる2つの大規模事件では、海上で覚醒剤を受け渡す「瀬取り」の手段が使われ、小型船を使って港に持ち込まれた。瀬取りが行われる可能性があるとみられる海域について、海保は巡視船や航空機で重点的に監視に当たるとしている。

 昨年の薬物密輸事件は計9件で、警察や税関などと合同で摘発した。薬物の種類別で、コカインでは10月に神戸港でコンテナから約400キロが押収され、全体の押収量を押し上げた。大麻は全体で227グラムだった。奥島高弘長官は記者会見で「関係機関と緊密に連携し、水際対策を推進したい」と話した。

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