田母神俊雄氏、鈴木敦議員の不倫疑惑を擁護「週刊文春は売上目的」

元航空幕僚長の田母神俊雄氏(77)がX(旧ツイッター)を更新し、参政党の鈴木敦衆院議員(36)に関する「週刊文春」の不倫疑惑報道について言及しました。田母神氏は、鈴木議員から直接事情を聞き、「私は鈴木議員を信じる」と擁護、週刊誌の報道姿勢に疑問を呈しています。

「週刊文春」による不倫疑惑の報道

「週刊文春」のXは23日、「スクープ撮」と称し、鈴木敦議員に関する記事見出しと写真を掲載。「文春オンライン」では、鈴木議員が妻ではない女性と温浴施設の部屋に入ったと報じ、本人が取材で入室を否定したと伝えました。

田母神氏による真相解明と擁護

田母神氏はXで「参政党叩きが始まった」と指摘、鈴木議員に親しくしているから直接聞いたと明かしました。鈴木議員は「女性の部屋には入ったがすぐ自分の部屋に戻った」と説明。文春記事が「同室で夜を過ごした」と書いたと反論。「大事な選挙前に不倫などしない、するならスーパー銭湯よりアパホテルくらいにする」とも語ったと記しています。田母神氏はこれを受け、「私は鈴木議員を信じる。文春は週刊誌を売るためだ」と結論づけました。

田母神俊雄氏、鈴木敦衆院議員の不倫疑惑を擁護する様子。田母神俊雄氏、鈴木敦衆院議員の不倫疑惑を擁護する様子。

鈴木敦議員本人の反論と釈明

鈴木議員本人も23日、「鈴木あつし」名義のXで文春記事に反論。「選挙期間中、後援会の会合でスーパー銭湯を利用し、食事と休息を取った。女性は後援会の方で、不適切な関係は一切ない」と釈明。「誤解を招き申し訳ない。引き続き信頼に応える政治活動を続ける」と述べました。

鈴木敦議員の略歴

鈴木議員は「川崎生まれ育ちの36歳」。神奈川18区(川崎市中原区・高津区)選出の衆院議員で、現在2期目です。予備自衛官、非正規雇用を経て政治の世界へ。衆参本会議運営や重要法案協議に携わる国会対策委員会事務局、政党職員、元衆院議員秘書、国対委員長を歴任した「左右に偏らない中道の政治家」です。

今回の不倫疑惑報道は、田母神氏と鈴木議員双方による明確な否定という形で進展しています。公人に関するメディア報道のあり方とSNSによる反論は、現代における情報発信の様相を示しており、今後の推移が注目されます。

出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/3ccba9a36ddb3cdccc8d0990c9224086e2e547c5