国内景気、判断据え置き 1月の月例経済報告 中国経済を3年3カ月ぶり上方修正

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東京都千代田区・丸の内のオフィス街のビル群=本社チャーターヘリから(宮崎瑞穂撮影)

東京都千代田区・丸の内のオフィス街のビル群=本社チャーターヘリから(宮崎瑞穂撮影)

 政府は22日発表した1月の月例経済報告で、国内景気全体の判断を「輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復している」とし、前月から据え置いた。一方、海外経済では中国経済の判断を3年3カ月ぶりに上方修正。「緩やかな減速が続いている」との認識は維持したが、製造業の一部に下げ止まりの兆しもみられるとし、前月までの「製造業を中心に一段と弱い動きがみられ」との表現を削った。

 国内景気の個別項目の判断では、設備投資を前月の「機械投資に弱さもみられるが、緩やかな増加傾向にある」から「緩やかな増加傾向にあるものの、一部に弱さがみられる」とし、8カ月ぶりに下方修正。研究開発やソフトウエアへの投資は堅調な半面、機械や建物への投資の一部には弱さがみられるとした。国内企業物価は「このところ横ばいとなっている」とし、2カ月連続で表現を変えた。

 昨年10月の消費税増税後の動きが注目される個人消費は2年1カ月連続で「持ち直している」とした。内閣府の担当者は「全般的に所得の環境が良いため、個人消費の基調として『持ち直し』感は変える必要がないとみている」と話した。

 また、外需の弱さを背景に、輸出は「弱含んでいる」、生産は「一段と弱含んでいる」とし、ともに前月までの判断を維持した。

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