レオパレス21、臨時株主総会の開催検討へ 旧村上ファンド系側の請求に対応

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 賃貸アパート大手のレオパレス21は24日、旧村上ファンド系の投資会社でレオパレスの大株主「レノ」(東京)から請求されている臨時株主総会について、開催に向けて検討すると発表した。関係者によると、2月27日の開催が有力という。レオパレス21は今月17日に開催しない方針を表明していたが、方針を一転させた。レノはレオパレス21の全取締役の解任などを求めており、今後、両者が委任状争奪戦を展開する可能性がある。

 関係者によると、24日に東京地裁でレノとレオパレス双方が出席する審問が行われ、臨時株主総会の開催などについて双方の主張を説明したという。昨年12月27日に開催を請求したレノ側は、会社法で定められた請求日から8週間以内の期限となる2月21日までの開催を要求したが、レオパレス側は地裁に対して2月27日以降の開催を提案。レノ側はこれに応じたという。

 レオパレスは今月17日に、臨時株主総会開催の招集手続きを行わない方針を表明していたが、会社法は、全議決権の3%を6カ月以上保有する大株主は裁判所の許可を得れば、会社側から招集手続きが行われなくても株主総会の開催を招集できることを定めている。そのため関係者は「レオパレスはいずれ裁判所から株主総会の開催を命じられることになりそうだと判断して、開催しないという方針を変えたのでは」と話している。

 レオパレスは24日、「諸般の状況を考慮の上、臨時株主総会の開催の方向で検討を開始する。27日の取締役会で最終判断する」と発表したが、方針を変更した経緯についてはコメントしなかった。

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