コメの価格を抑えるため、小泉農相は12日、「ミニマムアクセス米」と呼ばれる無関税のコメ輸入枠のうち主食用のコメの輸入時期を前倒しすると明らかにした。
主食用では最大10万トンの輸入をしているが、まずは3万トンについて、13日に公告し、27日に入札を実施する。引き渡しは9月下旬になる見通し。例年は9月から入札を始め、11~12月頃に引き渡しを行っている。
小泉氏は取材に対し、「米価高騰を(抑える)ためにはできることは何でもやる。これからの先行きに対して早く見通しを出した方が良い。9月にそれだけ入ってくるということもマーケットの行方に大きく関わる」と話した。