リブラの早期発行に意欲 米フェイスブック幹部


 米交流サイト大手フェイスブックが計画する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」で、同社の事業責任者であるマーカス氏は23日、リブラの早期発行に意欲を見せた。

 当初は今年前半の発行を予定していたが、金融当局からマネーロンダリング(資金洗浄)などに悪用されるリスクがあるとの指摘を受け、延期を余儀なくされた。このため早期の発行は難しいとの見方がある。

 マーカス氏はスイス・ダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会のデジタル通貨に関する討論会に参加。今後1~2年以内での発行可能性を問われ「私は楽観的だ」と述べた。

 デジタル通貨を巡っては、日銀や欧州中央銀行(ECB)、国際決済銀行(BIS)などが、共同で研究を進めるグループを立ち上げた。(共同)



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