新スタジアムの命名企業募る 栃木県、新築施設で初

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 栃木県は、宇都宮市西川田町で建設を進めている総合スポーツゾーン新スタジアムについて、命名権(ネーミングライツ)のパートナー企業の募集を始めた。新築の県施設でネーミングライツを譲渡するのは初めて。民間資金の導入により、スポーツゾーン全体で年間8億円余りかかる経費負担を軽くしたい考えだ。

 ネーミングライツ料は年間1千万円からで、期間は3年以上10年以下。法人や法人のグループを対象に、2月末まで募る。応募者の提示金額などを踏まえ、3月中に外部委員を交えた選定委員会で優先候補者を決める予定。新年度が始まる4月早々にもパートナーや愛称を公表する。

 福田富一知事は「県民が足を向けたくなるような、親しみやすい愛称を期待している」とした上で「県にとっては自主財源の確保、企業にとってはPRの機会になる」とパートナー募集の狙いを説明した。

 県施設のネーミングライツパートナーとしては、県子ども総合科学館(宇都宮市西川田町)の命名権を、住宅販売会社のグランディハウスが平成20年度から5年間取得した。

 新スタジアムは29年に着工し、総工費は約190億円。2万5千の観客席や天然芝のグラウンドを備え、陸上などの国際大会も開催できる競技場として3月に完成する。6月には、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の国際親善試合が行われる。

 県はスポーツゾーンに総額650億円を投じ、体育館や屋内水泳場、スポーツ医科学センターなども建設。令和4年の国体・障害者スポーツ大会のメイン会場となる。(山沢義徳)

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