京大原子力研究所で機械燃える 放射性物質の漏れなし

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 28日午前10時10分ごろ、大阪府熊取町朝代西の京都大学複合原子力科学研究所から「建物付近で煙が充満している」と119番があった。大阪府警や消防によると、建物内の機械が燃えたが、約25分後に鎮火が確認された。けが人はなく、放射性物質の漏れもないという。府警や消防は、漏電が原因とみて詳しい状況を調べている。

 府警などによると、現場は実験棟や医療棟がある「イノベーションリサーチラボラトリ」。同研究所の担当者は「火などは確認されておらず、大きな避難騒動にはなっていない。放射性物質などの漏れもない」としている。

 現場はJR日根野駅から東約1・7キロの住宅や田畑が混在する地域。

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