リクシル、傘下と合併検討

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 住宅設備大手LIXIL(リクシル)グループは27日、傘下の中核事業会社LIXILとの合併について検討の開始を決めたと発表した。経営効率の改善や企業統治の強化につながると説明しており、合併の方法や完了時期、その後の体制に関し議論を進める。

 LIXILはトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して設立。住宅やビルの建材、設備の製造販売などを手掛けている。代表権のある会長には、グループの瀬戸欣哉社長兼最高経営責任者(CEO)が就いている。

 LIXILに100%出資するリクシルグループは合併により、経営資源の重複を解消できるとして「今後ポジティブな影響を見込んでいる」とコメント。意思決定の迅速化も図るとしている。

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