社民、合流決定先送り きょう全国幹事長会議

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 社民党は29日、立憲民主党が提案した合流をめぐり、全国幹事長会議を国会内で開く。執行部は当初目指した会議での意見集約を断念し、2月22、23両日の党大会での最終決定も先送りする方針を説明する。地方組織を中心に合流への反発が強く、無理に決めれば党内対立が深刻化すると判断した。将来の合流を見据えた立民との協議継続には理解を得たい考えだ。

 合流の方向性が出るまで延期するとしていた党首選は2月の党大会で実施することを検討しており、地方の意見を聞いた上で調整を進める。

 執行部は昨年12月、党勢衰退を踏まえて早期合流を目指す方針を確認し、党内議論を始めた。しかし、地方からは「合流ありきだ」「判断する材料が足りない」などの異論が続出していた。

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