人材サービス会社が10億円規模のベンチャーファンド創設

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 人材サービスのヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、ベンチャー投資ファンド(基金)を29日付で立ち上げたと発表した。ベンチャー企業との連携による新規事業の創出などを目指す。

 ファンドの名称は「ヒトコム・マーケティング未来創造ファンド」で、ファンドの規模は10億円。IT(情報技術)などの先端技術分野で「スタートアップ」と呼ばれる創業初期のベンチャー企業を投資対象に置く。

 AI(人工知能)ベンチャーのアドインテ(京都市下京区)を第1号の投資先に決めた。アドインテは平成21年4月に設立。スマートフォン(高機能携帯電話)の位置情報を収集する端末「エーアイビーコン」を開発し、端末で得たデータをもとに人の動きを解析する。

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