【TVクリップ】「アライブ がん専門医のカルテ」 藤井隆「医局の5人組は家族」

[ad_1]



命を扱う重いテーマもある中で、明るい子だくさんの腫瘍内科医、光野守男役を演じる藤井隆

命を扱う重いテーマもある中で、明るい子だくさんの腫瘍内科医、光野守男役を演じる藤井隆

 内科の中でも、がんに特化した「腫瘍内科」を舞台に送る医療ドラマ。その腫瘍内科で、5人の子を持つ父親でもある光野守男が今回の役どころだ。第5子が生まれたことをきっかけに、麻酔科から、勤務時間がある程度決まっている腫瘍内科に転科し、妻を手伝うために定時までに仕事を終わらせて帰宅することが目標、という設定がある役柄だ。

 「以前、お医者さんになりたかったけど宇宙飛行士になりました、っていう役はあったけど、医局に勤務する医者は初めて。美術のセットがすごくすてきで、医者になれた気分。セットに入ると気分が盛り上がっちゃって」と笑う。

 腫瘍内科は欧米に比べて日本では歴史が浅い診療科で、「ドラマを通じて、こういうお医者さんがいるんだと僕も知った」と明かす。「ドラマでは(恩田)心先生(松下奈緒)が病気を見つけて一通り取り仕切って、病気がいい方に向かうのに、お礼をいわれるのは、手術を執刀した(腫瘍内科医以外の)お医者さんで。それを切なく見る腫瘍内科医の心情などは、確かにそれほど知られていないかも、ですね」

 命を取り扱う重いテーマがある中で、光野の立ち位置は明るめ。「せりふのやり取りはライトで、自分の家族も大事だけど、医局の5人組を家族のように思っているんじゃないかな」と話す。部長役の木下ほうかが長男、自身が次男で、松下は責任感の強い長女。自分のことをしっかり考える三男が清原翔で、やる気のある末子の次女が岡崎紗絵。5人組をこんなふうに捉えて演じているという。

 ここに、有能な消化器外科医の梶山薫役で木村佳乃が絡んでくる。梶山は心に対し、絶対に言えない秘密を抱えているが、実際の撮影現場では、「佳乃さんはムードメーカー。撮影に入れば集中するけど、普段は雰囲気も明るいので、同じスタジオの日は楽しい。それを松下さんがニコニコと受け止めて」と和気あいあいと進んでいるという。

 医師役を演じて、というわけでもないが、健康についてしみじみ考えるようになった。「大切な人を亡くす経験も増えてきた。自分も健康でなきゃ何も生まれない」と語る。「病気だからといって必ず不幸せ、ではないものの、健康であることは幸せとかみしめるべきだなと。コミカルな伝え方で少しでもそれを体現できれば」     (文化部 兼松康)

     ◇

【プロフィル】藤井隆(ふじい・たかし) 昭和47年生まれ、大阪府出身。平成4年、吉本新喜劇に入り、同年の若手公演で初舞台。東京進出後の12年「ナンダカンダ」で歌手デビューし、紅白歌合戦に出場。ドラマでは16年の「乱歩R」(日本テレビ系)で主演したほか、28年にはNHK大河ドラマ「真田丸」や「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)などに出演し、マルチな才能を発揮している。

[ad_2]

Source link