ドライじゃない!コク系ぜいたく感 「アサヒ ザ・リッチ」第3のビール市場を活性化へ

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アサヒビールが3月に発売する第3のビール「アサヒ ザ・リッチ」=5日、東京都千代田区(日野稚子撮影)

アサヒビールが3月に発売する第3のビール「アサヒ ザ・リッチ」=5日、東京都千代田区(日野稚子撮影)
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 アサヒビールは5日開いた新商品発表会で、第3のビール「アサヒ ザ・リッチ」を3月17日に発売すると発表した。ビール、発泡酒、第3のビールで構成するビール類市場が縮小する中でも、唯一伸長する第3のビール分野で、品ぞろえに欠けていた「コク系」を投入して3本柱を立て、令和2年10月から始まる酒税改正での市場活性化とブランド確立を目指す方針だ。

 「アサヒ ザ・リッチ」は、消費者が第三のビールに求めるニーズを調査する中で、プレミアムビールを飲んだ際に感じる上質さやぜいたく感などを満たす商品がない、という発見から開発された。

 このため、同社の商品が飲用時に提供してきた「すっきり感」や「爽快感」ではなく、本格的な味わいやコクを訴求。醸造方法を見直して原料殺菌のための蒸気による高温加熱処理時間を短縮させる新製法を確立。原料の麦芽の良さと香りを生かしながらコク深い風味を実現、ホップの苦みがきいた味わいに仕上げた。350ミリリットル缶と500ミリリットル缶の2サイズで展開、参考価格は350ミリリットル缶で147円前後。販売目標は400万ケース(大瓶20本換算)。

 現在、アサヒビールは「クリアアサヒ」と「極上<キレ味>」の2ブランドを展開中だが、クリアアサヒのサブカテゴリーとして固定ファンが定着する「クリアアサヒ プライムリッチ」は、新商品投入で3月上旬製造分で販売終了となる。

 アサヒビールの松山一雄専務は「第3のビールは毎日、何本も飲みたいという人が買う。複数銘柄の中から選ぶ人が多く、ビールと比べ銘柄を固定する人は少ない」とし、今期の商品投入によるブランド確立に自信をみせた。さらに、「バイヤーからは『良い意味でアサヒビールらしくない味わいだ』との高評価を受けている」と打ち明けるなど、“らしくない”良さを訴求する方針だ。

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