オランダのリコー・オフィスなどで手紙爆弾が爆発 けが人なし

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手紙爆弾が送付されたビル=12日、アムステルダム(ロイター)

手紙爆弾が送付されたビル=12日、アムステルダム(ロイター)

 【パリ支局】ロイター通信によると、オランダの首都、アムステルダムにある大手銀行ABNアムロと、ドイツ国境に近い南部ケルクラーデにある日本のリコー関連企業のオフィスで12日、手紙爆弾が届き、それぞれの郵便室で爆発した。けが人はなく、警察当局が捜査を進めている。

 リコー側は声明で「関係者は大変ショックを受けている」と説明した。爆発で施設の一部が破損。同施設は調査のため閉鎖された。

 オランダからの報道では、手紙の送り主が暗号資産(仮想通貨)「ビットコイン」を送るよう要求していたという。

 オランダでは今年1月から、手紙爆弾が相次いで見つかっている。

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