習近平氏の来日延期の見方強まる 春は困難 政府関係者

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マスク姿で北京市内の施設を視察する中国の習近平国家主席=10日(新華社=共同)
マスク姿で北京市内の施設を視察する中国の習近平国家主席=10日(新華社=共同)

 4月に予定している中国の習近平国家主席の国賓来日が延期されるとの見方が政府内で強まってきた。新型コロナウイルスの感染封じ込めが中国の最優先課題となり、日中間の事前の準備会合の日程が決まらないためだ。政府は「日本から延期を求めることは想定していない」(菅義偉(すが・よしひで)官房長官)と来日準備を進めるが、政府関係者の間でも中国側の事情で春の来日を困難視する声が広がっている。

 官邸関係者は12日、安倍晋三首相が「桜の咲く頃に」との表現で習氏を国賓として招いたことを念頭に「桜は見られないだろう」と述べ、習氏の春の来日は極めて厳しいとの見方を示した。今週に入って他の政府関係者らも同様の見方を示すようになった。

 中国政府は新型肺炎への対応を最優先にしており、その影響で習氏の来日に向けて日中両政府が2月下旬の開催を調整している日中経済パートナーシップ協議などの会合も「日程がセットできない状況」(外務省幹部)だという。国賓来日の詰めの協議のため2月下旬に予定する中国外交担当トップ、楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員の来日日程も依然固まらず、習氏の来日延期論の根拠の一つとなっている。

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