田代まさし被告に懲役3年6月求刑、起訴内容認める 仙台地裁





田代まさし被告

 東京都内の自宅マンションで覚醒剤(かくせいざい)を所持したなどとして、覚せい剤取締法違反(所持、使用)と大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元タレントの田代まさし(本名・政)被告(63)=茨城県鹿嶋市=の初公判が13日、仙台地裁(大川隆男裁判長)で開かれ、田代被告は起訴内容を認めた。

 検察側は懲役3年6月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は3月4日に言い渡される。

 検察側は論告で「覚醒剤への依存は顕著で再犯の可能性が高い」と指摘。弁護側は「現在リハビリに取り組んでおり、社会生活で更生の機会を与えることが重要だ」と訴えた。 

 田代被告は被告人質問で「反省している。(薬物依存の治療は)現在も進行しており、気持ちも落ち着いてきている。今一度、(更生の)チャンスがほしい」と述べた。

 起訴状などによると、田代被告は昨年11月6日、同区内の自宅マンションの通路で覚醒剤を含む水溶液を所持したなどとしている。



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