広島「正論」友の会の第18回講演会が13日、広島市南区のTKPガーデンシティPREMIUM広島駅前で開かれ、元日本共産党国会議員団秘書でジャーナリストの篠原常一郎氏が「北朝鮮チュチェ思想に侵される日本」と題して講演した。
篠原氏は、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について、「辺野古の大半の住民が、米軍が沖縄で中国ににらみを利かせているなどの理由で容認している」と紹介。「座り込みなどで抗議する反対派に韓国語を話す人がいることを確認した」とし、「日本国内で北朝鮮の革命思想に同調する『チュチェ思想研究会』が関与していたことが分かった」と訴えた。
同研究会について、篠原氏は「米軍基地対策などの工作にも関わり、北朝鮮による日本人拉致問題や慰安婦問題、徴用工問題などについても関与が疑われる」と強調した。