【2月16日】新型肺炎が確認された国と感染者数のまとめ【コロナウイルス】
今日2月16日もJHU(Johns Hopkins University)のCSSEが発表している肺炎感染者数を国や地域ごとにまとめようと思う。また、今日からJHUの他にthewuhanvirus.comという別のサイトも参照することにした。
JHUの統計値は更新が遅れることが多く、最近では反映が数日後になることが当たり前になってきているからあまり正確とは言えないかもしれない。該当のURLはここだ。一部で日本語対応もしている。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
一方のthewuhanvirus.comはクルーズ船の数を日本の感染者数にカウントしていることから運営元の考えが透けて見えるが、ワトソン君が追加で教えてくれたのはこのサイトだった。ダイヤモンドプリンセスの数が一応分かるようになっていることから最低限の基準は満たしていると判断し採用を決めた。
新型肺炎コロナウイルス感染者数:アフリカで初の感染者が確認される
まず感染者数だ。JHUの感染者数を一応メインとし、thewuhanvirus.comの数字についてはJHUと異なった場合のみ()で囲って記載する形式にした。これでどっちのサイトがより正確か、どの国に関するカウントが遅いかどうかなどを検証できるわけだ。
【2020年2月16日 夜時点での感染者数まとめ】
※数字はJohns Hopkins University、()内数字はthewuhanvirus.comより
・中国:68,507人(68,339人)
・ダイヤモンドプリンセス:355人
・シンガポール:72人
・香港:57人
・日本:43人(53人)
・タイ:33人(34人)
・韓国:29人
=====Aの壁=====
・マレーシア:22人
・台湾:18人
・ドイツ:16人
・ベトナム:16人
・オーストラリア:15人
・米国:15人
・フランス:12人(11人)
・マカオ:10人
・英国:9人
・UAE:8人
・カナダ:7人(8人)
・イタリア:3人
・フィリピン:3人
・インド:3人
・ロシア:2人
・スペイン:2人
・ネパール:1人
・カンボジア:1人
・ベルギー:1人
・フィンランド:1人
・スウェーデン:1人
・エジプト:1人
・スリランカ:1人
新しく取り上げ始めたthewuhanvirus.comの場合、日本での感染者を10人多く中国での感染者を100人以上少なく集計していることが分かった。となると運営者は中国か韓国の人かもしれない。
そうは言っても日本の感染者が急激に増えつつあるのは事実だ。永田町の政治家はなぜか危機感を持ってないようだが、自分には感染しないという確証でもあるんだろうか?あるいは法務省や外務省の親中派辺りが全力で抵抗してるんだろうか?もしもそうでないなら俺がコロマガで話したいくつかの仮説が事実ということになってしまう。
今後日本や世界に何が起ころうとしているかはコロナウイルス対策マガジンでまとめている最中だ。現在Vol. 7まで発行されている。マガジン創刊からわずか12日あまりでVol. 7まで発行されるという不定期かつ更新頻度の高いものになっている。更新頻度が多いのは、それだけ日本が危機的な状況に瀕しているということを意味する。
2月16日の中国の大気汚染:中国全土が極端に改善した代わりにソウル悪化
今日2月16日も北京の大気汚染の状況を見てみよう。いつものようにURLを記載する。
http://aqicn.org/city/beijing/
連日のように信じられない数値が続いている。午後6時の時点で25という米欧先進国並みの驚異的な数値だ。周辺地域でもさらに汚染が改善し多くの地域が緑色になった。
次は上海の大気汚染。同じくURLのみとする。
http://aqicn.org/city/shanghai/
上海については標準的な汚染状況だ。午後8時の時点で76というModerateな数値となっている。日曜だからか韓国もそこまで数値は高くなく80程度だったなかった。それにしても北京の極端に高い数値と低い数値が交互に出る様子はあまりにも異様だ。
今週の愛国日報について
今週の愛国日報について昨日書ききれなかった部分をまとめる。
愛国日報の直近の記事リストをもう少し細かく読み込むと、中国や日本に北朝鮮などを肺炎感染国と認定しそれにより苦しんでいると書く一方、米国と韓国だけはその話題から外れているかのような論調が目立つ。中国からの留学生で韓国民がパニック状態になっているとかいう記事が典型例だ。まさに他人事というわけだ。
愛国日報のこの傲慢で高圧的かつ無神経な編集方針はどこから来るのか?と日々疑問に思っているところだが、やはりそれを許容している何らかの権威的な存在が背後にいることを疑わざるを得ない状況だ。この状況は俺の予想では3月には改善されるとみている。韓国も他人事ではなくなるからだ。