千葉女児虐待死「気持ち分かってやれなかった」 祖母が思いを吐露

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報道陣の取材に応じる栗原心愛さんの祖母=18日、千葉県内(橘川玲奈撮影)

報道陣の取材に応じる栗原心愛さんの祖母=18日、千葉県内(橘川玲奈撮影)

 昨年1月に千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が虐待死した事件で、傷害致死罪などに問われている父親の勇一郎被告(42)の母親で心愛さんの祖母(68)が18日、同県内で取材に応じ、心愛さんへの思いを語った。

 祖母は、心愛さんが平成30年10月、小学校で学期末の自分に宛てて書いた手紙を公開。手紙は「三月の終業式の日。あなたは漢字もできて、理科や社会も完ペキだと思います」「五年生になってもそのままのあなたでいてください」などと書かれ、「未来のあなたを見たいです。あきらめないで下さい」という言葉で結ばれている。

 手紙が書かれたのは、心愛さんが同年9月に自宅に戻りたくないと訴え、祖父母宅から通学していた時期。その後、12月25日に自宅に戻り、翌年1月24日に亡くなった。手紙は学期末の心愛さんに届くことはなく、同年3月、小学校の教頭から祖母に渡された。

 祖母は「『未来のあなたを見たいです。あきらめないで下さい』という言葉に引っかかっているんです。どういう気持ちでいたのか分かってやれなかった。未来のあなたを、私たちも見たかった」と涙を浮かべた。

 心愛さんは県柏児童相談所の一時保護解除後、約半年間を祖父母宅で過ごした。祖母を「ばあば」と呼び慕っていたといい、「手が器用で編み物やブレスレットを作って、誕生日にカードと一緒にプレゼントしてくれた」と思い出を語る。

 「パティシエになるのが夢」と話していたという心愛さん。「ケーキを作ったことがないと言っていたので、作り方を教えたら、叔母やいとことクリスマスケーキを作って大喜びしていた」と振り返り、「おせちも作ろうと言っていたのに、できなかった。悔しいです」と沈痛な表情を浮かべた。

 21日に初公判が始まる息子の勇一郎被告に対しては、「心愛ちゃんを返してほしい。『なぜ』という気持ちで1年間過ごした。犯した罪と向き合ってほしい」と話した。

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