公明党の北側一雄副代表は20日の記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について「感染症拡大に関する国際法上の取り決めがない。日本が主導してルールを確立していく必要がある」と述べた。
クルーズ船は英国籍で、寄港国である日本の義務や負担に関する国際的なルールは明確になっていない。北側氏は「日本ができることは限りがある。課題は明らかなので、しっかり検証していくべきだ」と強調した。
北側氏はまた、クルーズ船内の感染防止策が不十分だったとの批判についても「検証していく作業が必要だ」との考えを示した。