韓国、南部で新型肺炎急増…教会で集団感染か

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韓国大統領府(共同)

韓国大統領府(共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国政府は20日、新型コロナウイルスについて新たに31人の感染が確認され、韓国での感染者は計82人になったと発表した。多くが南東部、大邱(テグ)での感染者で、新興宗教団体「新天地イエス教会」の教会で集団感染が発生したとみられている。韓国保健福祉省幹部は「市中感染が始まった段階だと判断している」と述べ、強い危機感を示した。

 韓国では、感染拡大が鈍化していた時期があり、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日に新型肺炎について「遠からず終息するだろう」と言及。韓国メディアの関心も日本のクルーズ船での感染拡大に移っていた。だが、19日に感染が確認された約20人と合わせ、ここ2日間での急増で、韓国政府は、地方での治療施設の確保など、新たな対応に追われている。

 大邱では、60代の女性が高熱など感染が疑われる症状が出た後も当初、ウイルス検査を拒否し、教会に通っていたという。その後の検査で陽性と判定された。韓国で感染が確認された人のうち、37人が教会と関連した感染者。女性が通っていた時期に教会には計1千人以上がいたとみられ、保健当局は、他の信者の検査を進めている。

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