19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日比115・84ドル高の2万9348・03ドルと4営業日ぶりに反発した。中国政府が景気刺激に動き、新型コロナウイルスによる悪影響が和らぐとの期待から、買いが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は84・44ポイント高の9817・18と過去最高値を更新した。
ダウ平均は前日までの下落を受け、値ごろ感から買いが先行。中国の景気てこ入れ策を巡る米紙報道などが好感され、一時は前日からの上げ幅が170ドルを超えた。
銘柄別では、金融のゴールドマン・サックスや娯楽・メディアのウォルト・ディズニーが買われた。小売りのウォルマートは下げが目立った。(共同)