茨城県当初予算案、過去最大規模の1兆1632億円

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令和2年度当初予算案について会見する大井川和彦知事=20日午前、茨城県庁(永井大輔撮影)

令和2年度当初予算案について会見する大井川和彦知事=20日午前、茨城県庁(永井大輔撮影)

 茨城県の大井川和彦知事は20日の記者会見で、令和2年度県当初予算案を発表した。一般会計は前年度比275億600万円(2・4%)増の1兆1632億1900万円で、過去最大規模となった。「豊かさ」や「安心安全」など4つの柱を重点に予算編成を行い、県北地域の産業競争力強化や常陸牛のトップブランド化を目指す生産体制の構築などの新規事業を盛り込んだ。

 昨年に引き続き、県政運営の基本方針となる「県総合計画」に基づいた「豊かさ」「安心安全」「人材育成」「夢・希望」の4項目に関する取り組みを進め、「活力があり、県民が日本一幸せな県」を実現する予算案となっている。

 「豊かさ」については、県北地域の中核企業の販路開拓を支援し、産業競争力を強化するために4千万円、常陸牛の世界進出に向け、優良な繁殖雌牛の増頭などに1億5500万円を盛り込んだ。また「安心安全」への取り組みとして、医師志望者への支援を通じた医師確保の推進(7億8600万円)などを拡充。「人財育成」では、継続して開設中の県立中高一貫校で、1人1台の端末を導入するICT教育の整備に1億700万円を投じる。

 このほか「夢・希望」へのチャレンジとして、アクアワールド県大洗水族館(大洗町)でのジンベエザメ展示に向けた新館整備(3億4700万円)や、国の交付金を活用した県フラワーパーク(石岡市)のリニューアル事業(18億円)などを計上した。

 歳入では法人事業税の減少が見込まれるが、消費税増税により、県税収入が前年度比0・1%増の3867億円で、地方交付税は同2・1%増の1898億円。県債発行額は同2・3%増の1204億円となる。

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