【ポン・ジュノ監督会見詳報(1)】「世界が熱狂、不思議な気持ち」

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会見するポン・ジュノ監督(中央)と、主演のソン・ガンホ(左)=東京都千代田区(撮影・桐原正道)

会見するポン・ジュノ監督(中央)と、主演のソン・ガンホ(左)=東京都千代田区(撮影・桐原正道)
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 米映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞で、外国語作品として史上初めて作品賞を受賞するなど4冠に輝いた韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督(50)と主演のソン・ガンホさん(53)が23日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見し、改めてアカデミー賞受賞の喜びや、日本のファンへの感謝を語った。

 この日、会場には200人近い報道関係者が詰めかけ、関心の高さをうかがわせた。午後5時、ポン監督は黒っぽいジャケット姿、ソンさんは明るいベージュのジャケット姿で登場すると、一斉にカメラのフラッシュがたかれた。

 ポン監督「今日は日曜日ですが、多くの皆さま来てくださってありがとうございます。(司会者から)カンヌのパルム・ドール(最高賞)受賞からオスカー受賞に至るまでの道のりが紹介されましたが、私たちは賞を目標に作っていたわけではありません。受賞は喜ばしいことですが、何より、世界の観客のみなさんが熱く反応してくれていることをうれしく思っています。北米では昨年10月に公開され、アメリカの観客が熱く反応してくれたことがオスカーにつながったのではないかと思います。日本でも1月初頭に公開されて、劇場で映画を見て、観客が熱く反応してくれました。日本の観客の皆さんに感謝をお伝えしたい」

 ソンさん「お会いできてうれしいです。今回の作品において東京を訪れるのは2回目になります。パラサイトが日本の皆さんに歓迎され、興味深く受け止められていることをうれしく思います。2000年代は、日本でも多くの韓国映画が紹介されていました。その後は、韓国と日本の映画の交流が少なくなってしまったように思います。近い国にも関わらず、そうした交流が埋もれてしまったことを残念に思います。お互いの国の作品に関心を持ち、互いに声援し合える2000年代初めの頃が戻ってきてほしいと思います。パラサイトが受け入れられたように、近い国の文化に対する共感が互いに持てればいいなと思います」

 冒頭発言後は司会者からの代表質問と、会場の記者との質疑応答が行われた。一問一答は次の通り。

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