新型肺炎 滋賀県の下船客4人は陰性


 滋賀県は24日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から20日に下船した乗客の中に、同県在住者が4人いたと発表した。いずれも船内で14日間の健康観察期間中に検査を受け、陰性だった。

 4人は70代男性と60代女性の夫婦2組で、23日までに県内の自宅に帰ったという。同日、県が厚生労働省から連絡を受けて判明した。

 県は4人に対し、3月5日までの毎日、保健所を通じて電話による健康状態の聞き取りなどを行う。また、不要不急の外出や公共交通機関の利用の自粛のほか、発熱などがあれば「帰国者・接触者相談センター」に報告するよう求めている。

 県内ではこれまでに感染者は確認されていない。県の担当者は「県民に安心していただくため、これからも積極的に情報を公開していく」と話している。



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