枝野・玉木両氏、異例の予算委そろい踏み 法相不信任案も

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衆院予算委員会・集中審議で質問する立憲民主党・枝野幸男代表=26日午後、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)
衆院予算委員会・集中審議で質問する立憲民主党・枝野幸男代表=26日午後、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)
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 立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表が26日の衆院予算委員会集中審議で相次いで質問に立ち、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスをめぐる政府の対応や危機管理を追及した。世論調査で安倍晋三内閣の支持率が急落傾向にある中、野党は黒川弘務東京高検検事長の定年延長に関しても森雅子法相の不信任決議案提出をちらつかせ、攻勢を強めている。

 枝野氏「厚生労働省に押し付けで、政府でやっている感覚が足りない。政府全体の危機意識の欠如だ」

 玉木氏「トップとして直接、国民と世界に語るべきではないか。国家的危機を収束しようとする意思が見えない」

 26日の予算委で両代表はこう訴え、首相に詰め寄った。統一会派を組む立民、国民のトップが同じ予算委に登場するのは異例。合流協議は破談となったが、政府・与党が月内の令和2年度予算案の衆院通過を視野に入れる中、「そろい踏み」でヤマ場に臨んだ。

 枝野氏は、民主党政権の官房長官として東日本大震災の危機管理にあたった経験を踏まえ、省庁間の人員面の連携や自治体への応援などが不十分だと激しく批判した。これに対し、首相は全閣僚が構成員である対策本部などを開いているとして「内閣一丸となって対応しなければならないと言っている」と強調した。

 玉木氏は「東京都でも400億円の補正予算案を組んでいるのに(政府の緊急対策が)153億円でどうするのか」と述べ、検査体制の充実など追加対策の必要性を主張。首相から「建設的な意見をもらった。不十分ということであれば緊急に対応していきたい」との答弁を引き出した。

 両代表は、黒川氏の定年延長にも批判の矛先を向けた。枝野氏は定年延長をめぐる法解釈変更に関し「(定年を)延長させ、検事総長に充てようとしているのは『桜を見る会』に対する捜査を防ごうとするものと疑われている」と批判した。玉木氏も「後付け(の解釈変更)を疑われるような形でやることはあってはならない」と述べ、森氏の過去の答弁の矛盾点を指摘。森氏は「質問と食い違っていたことをおわびする」と謝罪した。

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