台風の災害ごみ215万トン 西日本豪雨上回る

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 環境省は28日、台風19号など昨年に起きた一連の豪雨・暴風により、全国で推計215万トンの災害ごみが発生したと明らかにした。約200万トンだった平成30年の西日本豪雨を上回った。各地で自治体をまたいだ広域処理が続いている。

 災害ごみは、泥をかぶった家財道具や建材など。今後の家屋解体などでさらに増える可能性もあり、処理完了までには台風発生から2年以上かかるとしている。 

 事前に災害ごみの処理方針を定めた「災害廃棄物処理計画」の策定状況も明らかにした。3月末までに福島を除く46都道府県と、市区町村の半数以上が完了する見通し。

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