金正恩氏、打撃訓練に「大満足」 飛翔体の発射間隔20秒まで短縮

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2日、朝鮮人民軍の火力打撃訓練を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

2日、朝鮮人民軍の火力打撃訓練を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が2日に朝鮮人民軍の「前線長距離砲兵区分隊」の火力打撃訓練を現地で指導したと報じた。3日付の党機関紙、労働新聞は、北朝鮮が「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」と呼ぶ事実上の短距離弾道ミサイルと同種のミサイルが発射される写真を掲載した。

 北朝鮮は2日に東部の元山(ウォンサン)付近から短距離弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体2発を発射。超大型放射砲は昨年8月以降、4回発射されたが、当初20分間近くかかっていた発射間隔が2日には約20秒まで短縮されており、連射能力が大幅に向上したと分析されている。

 金氏は「砲兵らがいかなる状況にも迅速に対応し、戦闘任務を完璧に遂行できるよう準備していることに大きな満足の意を示した」という。今回は「試験射撃」とは表現しておらず、実戦配備段階と判断した可能性がある。韓国への脅威が一層高まった形だ。

 北朝鮮が新型コロナウイルスの感染拡大に備え、「国家非常防疫体系」を取って統制を強める中でも軍備には抜かりがなく、兵器開発を続ける姿勢を内外に誇示する狙いとみられる。

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