【野田小4虐待死、被告人質問2日目詳報】(2)「虐待だった」おえつしながら認めるも、妻とは「離婚するつもり」

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栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

 千葉県野田市で昨年1月、小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死亡させたとして傷害致死罪などに問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判。昼休憩を挟み、事件の核心部分となる傷害致死罪についての弁護側の被告人質問が続いた。同罪について勇一郎被告は初公判で「罪は争わない」と述べる一方「(心愛さんを)飢餓状態にしたりストレスを与えて衰弱させたりしたことは一度もない」などと暴行の内容を一部否定していたが、「虐待だった」と率直に認めた。

 傷害致死事件は昨年1月22~24日に発生。心愛さんに食事を与えずリビングや浴室に立たせ続けたり、冷水を浴びせるなどして死亡させたとされる。

 正月休みを経て昨年1月7日から出勤し始めた勇一郎被告は、同日から心愛さんを登校させず、虐待を加えていたとされる。勇一郎被告は、寝室から出さないように指示したかと問われ「ありません」と否定した。

 その後、勇一郎被告は22日にインフルエンザにかかり自宅で療養。心愛さんは同日、夕飯を食べた後、午後10時前後に1時間ほどリビングで立たされていたという。

 勇一郎被告は当初、その様子を見ていたが、たばこを吸うためいったんその場を離れ、戻ってくると心愛さんはストーブの前で寝ていた。勇一郎被告が起こすと再び立っていたという。約30分後には再びストーブの前で寝ていたが「今度は起こすことなく、毛布をかけて自身も就寝した」と話した。

 勇一郎被告は23日にも勉強の態度をめぐり注意した上で「廊下に立っていろ」と叱責。ほかにもリビングに入る際「失礼します」と挨拶するという決まりにしていたのに「失礼しまーす」と軽い感じで言った心愛さんに対し、「注意をした」と説明。ただ「何度もお辞儀をし直させたということはない」と話した。

 当時、心愛さんは度重なる虐待行為で飢餓状態にあったとされる。妻が心愛さんに「食事をつくろうとすると(勇一郎被告に)止められるのでつくらなかった」と証言していることについて、弁護側が「そのような気持ちはあったか」と聞くと「全くありません」と否定した。

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