JR東日本は9日、山手線で30番目の新駅として、品川-田町間に14日開業する高輪ゲートウェイ駅の内部を報道関係者に公開した。構内は最新技術を活用した設備がめじろ押しで、同社は「未来の駅」を体感してほしいとアピールしている。
駅には、周辺施設や路線の乗り換えを人工知能(AI)で案内できるロボットや、店員がおらずカメラが商品を認識して決済できる無人店舗が登場。車いすの人や子どもがICカードをタッチしやすいよう読み取り部が斜めで、QRコードでも通過できる新型の自動改札機も試験導入し、実用性を検証する。
14日は今夏の東京五輪・パラリンピックを控えた暫定開業の位置付けで、令和6年には高層ビル群と一体のビジネス拠点として本格開業する予定だ。