イタリア全土で移動制限開始 感染拡大防止、観光打撃も

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9日、イタリア・ミラノの駅で、出発する乗客を調べる警官や兵士(AP=共同)

9日、イタリア・ミラノの駅で、出発する乗客を調べる警官や兵士(AP=共同)

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くイタリアで10日、全土での個人の移動制限が始まった。コンテ首相が拡大防止策をまとめた新たな首相令を出し、居住地域外に出ることを原則禁止した。既に多くの名所や美術館が閉鎖され、世界中から旅行客が訪れるイタリア観光業には大打撃となっている。

 飛行機や電車、バスは止めず緊急時や仕事の必要性があれば移動は認められる。首都ローマの玄関口であるテルミニ駅では10日朝、電車に乗る前に自己申告書に移動理由などを記載し警官に提出する人々の姿が見られた。コンテ氏は9日夜の記者会見で国民に「私は家にとどまる」とのスローガンを訴え、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。

 新たな首相令により、葬儀やミサを行うことも全土で禁止された。レストランやバール(喫茶店)の夜間営業も認められず、ショッピングセンターは週末の営業を禁じられた。(共同)

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