ペットボトルをペットボトルに 使用済み90%を再利用へ 日本のコカ・コーラシステム

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土屋太鳳さんをキービジュアルに起用した「100%リサイクルペットボトル」使用の「い・ろ・は・す 天然水」(コカ・コーラ ボトラーズジャパン提供)

土屋太鳳さんをキービジュアルに起用した「100%リサイクルペットボトル」使用の「い・ろ・は・す 天然水」(コカ・コーラ ボトラーズジャパン提供)

 プラスチック容器などによる海洋汚染問題に対処するため、日本のコカ・コーラシステムは使用済みのペットボトルを再び原料にして新たにペットボトルにする取り組みを本格的に始めた。「ボトルtoボトル」というリサイクル事業で、2030年までに自社のペットボトルの90%を回収、再利用する計画だ。ペットボトルは再資源化がより可能で環境負荷が低く、排除するよりもリサイクルに適しているとしている。

 システムを構成するコカ・コーラ ボトラーズジャパンは9日、“次世代ペットボトル”として「100%リサイクルペットボトル」を使用した「い・ろ・は・す 天然水」を発売。女優の土屋太鳳さんを起用したテレビコマーシャル「100%が世界を変える!」の放映も始めた。

 日本のコカ・コーラシステムは世界の動きに合わせて一昨年、「容器の2030年ビジョン」を策定。自社ペットボトルの原料を植物由来などリサイクル可能な樹脂に切り替えることを推進している。「い・ろ・は・す 天然水」はその使用率をこれまでの30%から100%に引き上げた。

 これにより、同社は「年間約4千トンのプラスチックを削減でき、1本当たりの二酸化炭素(CO2)排出量も49%削減できる」と話している。

 ビジョンでは「海洋のプラスチックごみは年間800万トンに達する」と指摘している。ただ、PETボトルリサイクル推進協議会などのデータを基にした試算によると、国内のペットボトルはプラスチック製品全体の6%にとどまり、レジ袋や容器などの34・7%よりもかなり少ない。

 他方、ペットボトルは軽量で栓があり、安全に飲料の持ち運びできるとして、飲料用容器の4分の3を占めているという。

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