野党、静岡4区補選候補一本化へ 元都議新人に、17日に会見


 立憲民主、国民民主、共産などの野党が、自民党の望月義夫元環境相の死去に伴う衆院静岡4区補欠選挙(4月14日告示、26日投開票)をめぐり、無所属で立候補を表明した元東京都議の新人、田中健氏(42)を統一候補とする方向で最終調整に入ったことが分かった。17日に各党幹事長・書記局長が国会内で共同記者会見を開き発表する。関係者が16日、明らかにした。

 共産党は党中央委員の元職、島津幸広氏(63)の擁立を発表していたが、一本化に応じ、擁立を見送る。共同記者会見には社民党と、野田佳彦前首相が率いる野党系無所属議員グループ「社会保障を立て直す国民会議」も出席する。野党統一候補をめぐっては、国民が田中氏への一本化を呼びかけていた。

 同補選では、自民が元県議の新人、深沢陽一氏(43)を公認。NHKから国民を守る党党首の元参院議員、立花孝志氏(52)も出馬表明している。



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