週明け16日の欧州株式市場は、主要指数が大幅に反落して取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大に対する不安が強く、幅広く売られた。英ロンドンのFT100種株価指数が前週末比215・03ポイント安の5151・08で終え、2011年11月以来約8年4カ月ぶりの安値となった。
ドイツ・フランクフルトのクセトラDAX指数は489・83ポイント安の8742・25で、約5年5カ月ぶりの安値だった。
新型コロナの影響で運航能力の大幅削減に追い込まれたインターナショナル・エアラインズ・グループやルフトハンザといった航空関連株が売られた。
イタリアなど欧州の他市場の主要指数も、軒並み大幅に下落した。(共同)