オートバイに分乗して信号無視などの暴走行為を繰り返したとして、神奈川県警交通捜査課は17日、道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで、いずれも横浜市内に住む高校3年の男子生徒(18)4人を書類送検した。全員容疑を認めている。
書類送検容疑はほかの者と共謀のうえ、令和元年5月3日午後11時20分ごろから約10分間、同市戸塚区品濃町から同市栄区鍛冶ケ谷までの県道で、オートバイ12台に分乗して信号無視や蛇行運転、道路に広がりながら走るなどの暴走行為を繰り返したとしている。
同課はこれまでに、ほかに同容疑などで暴走行為に参加した当時16歳から18歳だった少年19人を逮捕、書類送検。取り調べに対し、「暴走しているとき、今の俺たちは最高と思った」などと供述する者もいたといい、同課が捜査を進めていた。