父親に懲役5年求刑 厚木男児揺さぶり事件

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 神奈川県厚木市で平成28年12月、生後1カ月だった長男を激しく揺さぶるなどして脳に障害を負わせたとして、傷害罪に問われた父親の中村力弥被告(27)=同市=の論告求刑公判が18日、横浜地裁小田原支部(西野牧子裁判官)で開かれ、検察側は懲役5年を求刑し、結審した。判決は4月21日の予定。

 検察側は論告で「首もすわっていない乳児を成人男性が激しく揺さぶった行為は極めて危険。また、公判では捜査段階から供述を変遷させたうえ、不合理な弁解に終始しており、真摯な反省の態度は見られない」と指摘。弁護側は最終弁論で「被告人は長男を愛しており、暴行を加える理由がない。長男を揺さぶったことは認めるが、無呼吸状態になった長男を助けようとしただけで、障害を生じさせるような強い力ではなかった」と無罪を主張した。

 長男は29年6月13日、横浜市旭区の病院で死亡。長男に虐待を加えて約半年後に死亡させたとして、同県警捜査1課は昨年1月10日、傷害致死容疑で中村被告を逮捕したが、横浜地検小田原支部は傷害罪で起訴していた。

 起訴状などによると、中村被告は28年12月17日ごろ、厚木市内の自宅で、長男に対して体を両手で持って激しく揺さぶるなどの暴行を加え、脳機能障害を負わせたとしている。

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