2月訪日客、58%減の108万人 震災の23年3月上回り過去2番目の下げ幅

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新型コロナウイルス感染症の影響で人通りが少ない大阪・道頓堀=19日午後

新型コロナウイルス感染症の影響で人通りが少ない大阪・道頓堀=19日午後

 観光庁は19日、2月の訪日客数(推計値)が前年同月比58・3%減の108万5100人だったと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で中韓の訪日客が過去最大の下げ幅を記録したことが響いた。下げ幅は東日本大震災翌月の平成23年4月の62・5%減に次ぐ過去2番目だった。総数が110万人を割ったのは26年9月以来。訪日客の減少は今後も続くとみられ、「今年4千万人」の政府目標は見直しが必至となりそうだ。

 国・地域別では、中国が87・9%減の8万7200人、韓国も79・9%減の14万3900人に激減した。中国については重症急性呼吸器症候群(SARS)で落ち込んだ15年5月の69・9%減、韓国については東日本大震災で落ち込んだ23年4月の66・4%減を下げ幅が上回り、過去最大を記録した。

 中国は日韓関係の悪化で訪日客数の減少が続いていた韓国に代わって国・地域別で首位が続いていたが、4位に転落した。台湾や香港も約4~5割減ったが、中韓の激減を受けて台湾が首位となった。その他、フィリピンやロシアなど5カ国を除いてほぼすべての国からの訪日客が減少した。

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