紀州のドン・ファン、遺産受領手続き費だけで1億8千万円

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故野崎幸助さんの自宅=和歌山県田辺市

故野崎幸助さんの自宅=和歌山県田辺市

 「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、故野崎幸助さん=平成30年5月、77歳で急死=の遺産寄付を受ける手続き費用約1億1698万円を盛り込んだ市の一般会計当初予算案が25日の市議会本会議で、賛成多数で可決された。昨年の補正予算にも手続き費用6540万円が入っており、寄付を受ける前段階で計約1億8238万円が予算化された。最大限の見積もりという。

 野崎氏の遺産は少なくとも13億円余り。市に全額を寄付する内容の遺言書を残していたことが30年9月に明らかになり、市が準備を進めていた。

 今回可決された手続き費用は、弁護士委託料が最も多く約1億円で、ほかに不動産の鑑定評価手数料約1250万円、裁判所への予納金200万円などが入っている。弁護士委託料の額について市契約課は「遺産が莫大(ばくだい)で、弁護士の事務作業が多岐にわたる」と説明している。

 野崎氏の財産は土地や建物の評価額が算出されていないほか、返還されていない債権もある。市は新年度中に財産額を確定する方針。ただ、民法上、野崎氏の妻が財産の一部を受け取れるため、市は額の確定後、分割のために妻と協議を行うとしている。

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