中国、国際線を各社1路線に 北京-日本は全便運休

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北京首都国際空港で、成田行きの出発カウンターに向かう人=9日(共同)

北京首都国際空港で、成田行きの出発カウンターに向かう人=9日(共同)

 【北京=三塚聖平】中国政府は29日、外国航空会社の中国との航空路線を1社当たり1路線、週1往復に限定する措置を始めた。新型コロナウイルスの世界的な蔓延(まんえん)を受けた防疫措置の一環。中国は、28日から有効な査証(ビザ)を持つ外国人の入国を一時停止する措置を始めるなど、海外からの感染者の「逆流」に神経をとがらせている。

 北京の在中国日本大使館のホームページによると、29日以降の中国路線では日本航空が成田-大連線のみ、全日本空輸が成田-上海(浦東)のみ運航。中国系航空会社も同様の措置をとるよう求められており、29日以降は首都・北京と日本を結ぶ国際線は全てが運休になったという。

 新型コロナの世界的な流行が止まらない中で、中国国内で再び感染が拡大するリスクをにらんだ動きが活発になっている。28日からは、有効な査証(ビザ)や居留許可を持つ外国人の入国を一時停止。これにより、大半の日本人が中国入りできなくなった。

 中国当局の発表によると、緊急の人道的な理由や、経済・貿易活動に従事するため訪中する必要があるといったケースでは、中国の在外公館に新たにビザを申請できる。ただ、日系企業の中国駐在員は「本当に再度ビザが発行されるか現時点では不透明だ」と述べ、日本へ一時帰国ができなくなると懸念する。

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