広島地検、2市長聴取 河井陣営の公選法違反事件





河井案里氏

 自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反(買収)事件で、広島県大竹市の入山欣郎(よしろう)市長が31日、広島地検から28日に任意聴取されたと明らかにした。案里氏が初当選した昨年7月の参院選を巡り、陣営から現金を受け取ったかどうか確認されたとみられる。県内市長への聴取が判明したのは、三原市の天満祥典(よしのり)市長に続き2人目となった。

 入山氏は取材に「(現金は)受け取っていない」と否定。手帳や携帯電話を地検に提出した。聴取された理由について「(案里氏の)激励会などに出席していたから」と説明した。案里氏の夫の克行前法相(57)=自民、衆院広島3区=とは、克行氏が20代の頃からの付き合いだとし「こちらがお世話になっていて、頭を下げる立場。私に(現金を)持ってくる必要はない」と述べた。



Source link