新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、群馬県高崎市は8日から、市内の飲食店関係事業者と医師会を対象に高濃度エタノールの配布を始める。
配布するのは濃度99・5%の500ミリリットルびん3440本で、飲食店関係事業者向けが2953本、医師会向けが487本。希釈して70~83%にすることで、手指消毒用エタノールとして用いることができる。
今後、1千本程度は入手できる見込みで、市は高齢者施設など社会福祉関係向けに配布する予定。
一方、小中学校などの再開について、富岡賢治市長は「高崎は感染拡大していない」として、7日から再開する考えを改めて示した。