群馬の県立校再開は5月7日 山本知事「県民守るため決断」





臨時会見に臨む群馬県の山本一太知事=2日、県庁(柳原一哉撮影)

 群馬県の山本一太知事は2日夜、臨時会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため一斉休校中の県立学校の再開について、大型連休明けの5月7日を目指す方針を明らかにした。

 県は当初、県立中等教育学校1校を今月7日から、県立高校全61校を8日から再開する方針を示していた。山本知事は感染拡大が止まらない現状を踏まえ、「県民を守るために決断した」と述べた。

 また、東京など3都県への往来などの自粛や在宅勤務など「テレワーク」の活用を県民に求めた。県主催のイベント中止期間も2週間延長する。

 医療体制の整備では、感染者を受け入れられる病床について「現行の52床から200床への増床にめどが立った」と述べた。医療崩壊を起こさないよう軽症者を保護する一時施設も確保していくことも明らかにした。



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