自民党の山口泰明組織運動本部長は6日の記者会見で、党所属国会議員の昨年1年間の党員獲得数ランキングを発表した。トップは堀内詔子衆院議員(山梨2区)だった。
2位以下は二階俊博幹事長(和歌山3区)▽武田良太防災担当相(福岡11区)▽森山裕国対委員長(鹿児島4区)▽野田毅元自治相(熊本2区)▽鷲尾英一郎衆院議員(新潟2区)▽寺田稔総務副大臣(広島5区)▽茂木敏充外相(栃木5区)▽宮腰光寛前沖縄北方担当相(富山2区)▽城内実衆院議員(静岡7区)。
党員獲得数の下位10人は石川昭政(茨城5区)、泉田裕彦(新潟5区)、門山宏哲(千葉1区)、小寺裕雄(滋賀4区)、高木啓(比例東京)▽武村展英(滋賀3区)、丹羽秀樹(愛知6区)、穂坂泰(埼玉4区)の各衆院議員と石井浩郎参院議員(秋田)。ワースト10の順位は「武士の情け」(山口氏)で非公開とした。
下位10人のうちの1人は国会議員がノルマとする党員獲得数1000人に達していなかったが、国会議員以外の獲得数も含む選挙区内の獲得党員数が目標の4000人に近い約3600人だったため議員名を公表しなかった。
ノルマ1000人を達成できなかった議員は、不足分1人につき2000円の「罰金」を各都道府県連に納付する。